2018年6月12日火曜日

Reliable figure


それまで 細かったトラウザーズが太くなったのはOxford  bags以前で1910年代のリゾート ファッションがスタート


ジャケットに合わせたスーツ系のトラウザーズが太くなるのはその後です


jazzが一般にも浸透していくのと ほぼ 同時期です. ヨーロッパ各国の植民地政策が頭打ちの状況で景気の回復という役割も. 量産が始まった個人向け工業製品が持つシャープなデザインと呼応してイギリスではBritish Decoの時代


当時は当然ワーク パンツも太め. トップはタイトで 安定したシルエットを良しとした美的感覚は人のfigureに迄 及ぶ程で この理想を持った時代をイギリスではbetween the warsと呼ぶ黄金期なイメージも. 日本の戦前と言う言葉が持つニュアンスとは大違いなのは 敗戦していない強みだけ無く 戦争の準備にそんなにイギリスは力を入れていないからでしょうか


戦後のリゾート ファッションやサイクリング ファッションの影響で細くなったトラウザーズがロックと共に若者に波及し その後大人のテイラードにも取り入れられ  皆さんも知るように現代の主流でも


店主もユニバーサル ワークスのジーンズ等 基本細めですが 敢えて太いトラウザーズを穿きたい日も


そんな日は ロック以前の良き時代の感覚を再確認したい気分だからでしょうか


figureはshapeと違って中身を含有する言葉. ファッションも上面の形ばかりじゃ無く広くfigureを勉強した方が正解でしょうか. 生き方の表現の一部と捉えるべきでは